除夜の鐘 令和3年 一月の戌・大安の日、住職の動静御案内

『除夜の鐘・初詣』 令和3年 一月の戌・大安の日を御案内と、住職の動静を御知らせします。
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戌(いぬ)の日は、2 日(土)大安・14 日(木)・26 日(火) です。

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大安の日は 2日(土)・8日(金)・18日(月)・24日(日)・30日(土)です。

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『除夜の鐘・初詣』について
例年、除夜に限り鐘楼堂二階を開放し、自由に梵鐘を撞いて頂いておりますが、
本年は感染症予防の為、様子をみて判断させて頂きます。
当山の梵鐘は電動で撞いておりますので、梵鐘の音を聞いて新年を迎えて頂こうかと思っております。

正月初詣に御来山の皆様へ
元旦から3日迄 鐘楼堂一階に接茶処(休憩所)を開いています。
但し、例年の抹茶・甘酒の接待は御遠慮致します。
尚、鐘楼堂の正面の庫裡一階の恒例の『バザー』(2日と3日)は開催を予定しております。
是非、お立ち寄り頂き、御休憩ください。

****** 住職の動静 *****
対外行事が殆ど中止となりましたので、戌(いぬ)の日・大安日は全て在山しております。

但し、16日(土)或いは17日(日)の午前中、檀家様の法要の為2時間程不在となります。
現在,日時未定です。

御祈祷を希望される方は
住職の動静確認の為に、℡054-278-9728 又はHPの問い合わせメール
御連絡下さい

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コロナの為、行事が中止となり少し余裕ができネットを観ていると、オークションに近隣寺院の三代前の 御住職が揮毫した七字二行書が出品されていた。
『平生含石飛禽志 一夜偶然盈海蒼
思是心安可鴆毒 梅経寒苦発清香』

平生 石を含む 飛禽(ひきん)の志(こころざし)。一夜 偶然海蒼(かいそう)に盈(み)つ。

思うに是 心安(しんあん)は鴆毒(ちんどく)なるべし。梅は寒苦を経(へ)て清香を発(は)っす。
確か蘇東坡(そとうば)の詩と聞いているが、結句の梅・・・はよく禅語として知られている。
小鳥を可愛がって育てている娘が海に身を投げて死んだ。すると小鳥は海さえなければとの一念で毎日石を運び海に投げ入れたそうだ。すると一夜偶然にして海が陸地に変わったと云う。
不可能が眼の前に実現したのである。
もし、其の小鳥の心に「出来るかな?」とか「今日は休んでもいいか!」等の隙間風や油断が起きたならば、鴆 の猛毒を受けたように忽ち志は挫折し、このような偶然も起きることはないであろう。
安心することなく日々苦難に打ち勝ち、脇目も振らず精進することの大切さを教えている。
日常の会話で他人に対してよく「安心して」と言うことがある。しかし、本来、安心してはいけないのである。日々の精進が寒さを乗り切り早春に咲く清らかな梅花となるのであると・・・・・・。
コロナ流行の今日、三密・マスク・手洗い等を徹底し、常に安心することなく(気を休めることなく)過ごしてまいりましょう。
一日も早く『梅経寒苦発清香』が来ることを心願しています。
令和3年が素晴しい一年となりますことを御祈り申し上げます。

★★★★★★写真は大本山總持寺貫首 石川素童禅師様の揮毫です。

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