令和6年 五月の戌・大安の日、住職の動静御案内

令和六年 五月の戌・大安の日を御案内と、住職の動静を御知らせします。
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戌(いぬ)の日10日(金)・22日(水)です。

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大安の日は 5日(日)・9日(木)・15日(水)・21日(火)・27日(月)です。
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****** 住職の動静 *****
ゴールデンウイークと5月の予定を御知らせ致します。
ゴールデンウイークは全て在山予定ですが、2日(木)は終日不在となります。

その他の『戌の日』『大安日』は全て在山予定です。
尚、この他急用で不在となる日、時間帯もあるかもしれませんので

住職の動静確認の為に、御祈祷を希望される方は御連絡を頂ければ幸いです。
御連絡は ℡054-278-9728 又はHPの問い合わせメールで。

 

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静岡県知事の辞任表明のニースが報道を見て、
25年程前に解読した永平寺64世 大休悟由禅師の揮毫した書のことを思い出した。
在家の信者所蔵の掛軸の書で、解読を依頼され苦労したが詩経の言葉で、
『白圭之玷尚可磨、斯言之玷不可為』と書いてあることが解った。
『白圭の玷[てん〕は尚磨くべし、斯の言の玷〔てん〕は為(おか)すべからず』
白圭は玉のような宝石。 玷〔てん〕とは傷(きず)あやまちを犯すという意味である。

つまり、玉のような宝石の傷は磨けば直るが、言葉の傷・あやまちは直すことが出来ない、
よくよく言葉には注意せよとの戒めである。
我々は長い歴史のなかで争いを避ける手段としてお互いの意志を示す言葉を身につけてきた。
言葉ひとつで争いにもなり、また穏やかに解決もする。
言葉で失敗の多い私にとってこの禅師様の書は
一日も早く目覚めろとのご縁で解読できたのではないかと当時思ったものである。
政治の世界では謝罪 発言撤回で収まるようですが・・・・・・。
報道を見て、詩経の言葉を思い出すと共に一層言葉には注意して過ごしていかなければと思った次第である。

 
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