令和6年 三月の戌・大安の日、住職の動静御案内

令和6年 三月の戌・大安の日を御案内と、住職の動静を御知らせします。
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戌(いぬ)の日は 11日(月)・23日(土)です。

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大安の日は 3日(日)・9日(土)・13日(水)・19日(火)・25日(月)・31日(日)です。
****** 住職の動静 *****
三月の在山、不在日の予定を御知らせ致します。
現在『戌の日』『大安日』は13日の午前中を除いて全て在山の予定です。
他、土日は10日・16日・24日の午前中、檀家様の供養法要の為、不在となる時間帯があります。     ******
この他、急用で不在となる日もあるかもしれませんので

住職の動静確認の為に、御祈祷を希望される方は御連絡を頂ければ幸いです。
御連絡は ℡054-278-9728 又はHPの問い合わせメールで。

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今年も2月涅槃会を迎え、本堂上段の間に二畳余の大きさの涅槃図を飾り、玄関には良寛様の書かれた(影印版ですが)涅槃会のお経(釈尊が亡くなる前の最後の説法だと云われています)の掛軸を掛けて修行しております。
3日節分には毎年、外孫と一緒に「豆まき」を致します。本年は土曜日ということもあり泊まりがけでの来山となり、時間をたっぷり掛けての楽しい豆まきとなりました。
「鬼は外」の掛け声の後、孫からの質問。
『ねー、鬼ってどこにいるの??』
『お寺の床の間にいるから見て来てごらん!』と答えました。
江戸時代後期活躍した風外 本高(ふうがい ほんこう)和尚が揮毫した節分の掛軸に鬼が描かれています。
此の図の賛には、
『不苦者有智 遠仁者疎道』
と漢文で書かれていますが・・・・・実は
江戸時代に儒学者が語呂合わせで『不苦者有智(ふくはうち)』苦しまざる者は智あり
『遠仁者疎道(おにはそと)』仁に遠きものは道に疎し
と書いたようで、意味は
「苦労・努力なくしては真の智は得られない、修行を積み苦を超越した人は悟りの智慧を持つ」
「仁に遠い人、つまり思いやりのない人は人の道に疎い」 という奥深い教えと聞いています。
『不苦者有智(ふくはうち)』 の境涯の風外和尚。
描かれた『鬼』もとてもユーモラス。
孫も『少しも怖くないねーー』と。
節分過ぎてからが寒さのピーク。今日(2月6日)東京は大雪とか。
慈愛して過ごしていきましょう。

★★★★★★風外和尚 節分図画賛

★★★★★★風外さんの『お福さん 鬼』

 
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