令和4年 七月 大祭 戌・大安の日、住職の動静御案内

令和四年 七月 大祭 戌・大安の日を御案内と、住職の動静を御知らせします。
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戌(いぬ)の日8日(金)・20日(水)年に一度の大祭です。

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大安の日は 4日(月)・10日(日)・16日(土)・22日(金)・28日(木)です。

****** 住職の動静 *****
七月の予定を御知らせ致します。
7月19~20日は年に一度の大祭で、20日は戌の日になります
又、16日の大安日は施食法要の為、参拝は正午までとさせて頂きます。
現在『戌の日』は全て在山予定です。
大安・日曜日は 3日(日)午前9時半より2時間 4日(大安)は12時半より2時間くらい地区の寺院の盆法要に出席の為、不在となります。
その他は在山予定です。

7月8月は盆月の為、急に不在となるときもありますので、
住職の動静確認の為に、御祈祷を希望される方は御連絡を頂ければ幸いです。
御連絡は 電話 054-278-9728 又はHPの問い合わせメールで確認下さい。
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当山の御札を授与する部屋の鴨居の上に『一、割子百人前 大正14年4月寄附』と記された木札が飾られている。
割子、正式には破り子又は破り籠と云われるが、字を見て現物が思い浮かぶ方は少ないでしょう。
辞書には
1 ヒノキの白木の薄板で折り箱のように作り、中に仕切りを設け、かぶせ蓋 (ぶた) にした容器。弁当箱として用いた。

2 1に入れた携帯用の食物。弁当 とあります。

檀家40軒足らずの当山、施食会・正月の法要に参加する檀信徒数を上まわる百人分の器は七月十九~二十日の大祭の為に用意されたと聞いています。
溜塗りの器で持手金具が付いた木箱に十器毎入っておりとても上品なものでした。
この他に辞書に説明された白木の器も用意されており、以前の大祭は御籠もりされる方たちでとても賑わっておりました。
境内に舞台小屋が造られ、御籠もりの方達が20日の朝まで歌・踊り等を披露して楽しみ、地元の青年団が藁科川に橋板を渡し対岸との臨時の道を設え、おでん・ジュース・かき氷等の販売をして接待をしておりました。
そんな大祭の風景も昭和49年7月七夕豪雨で納戸に仕舞ってある小屋・橋板の材料・割子が被害を受け、日常生活が便利に豊かになっていくと共に御籠もりも激減していきました。
現在では静かな大祭となっていますが、
本年は20日が戌の日でもあり、午後は地域の歴史愛好会の参拝も予定されており、恒例バザーも開催予定です。
少し賑わいが戻ればと期待しております。

★★★★★★割子の寄附板

★★★★★★御札授与の部屋の風景

 

 
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